エネルギー
                    
                  薄膜研究室
Thin Films laboratory
    薄膜技術を応用した先端機能材料・デバイス
Thin Fims Laboratory の主な研究活動は、ナノスケールでの人工欠陥の導入による、ナノ加工された熱電材料および超伝導材料の性能の向上に焦点を当てています。この研究活動は、実験室で利用可能な最先端のパルスレーザー蒸着 (PLD) および有機金属蒸着(MOD) 装置によって製造された薄膜材料に対して行われます。もう 1 つの研究活動は、IoT デバイス、ノード、センサーのアウトオブザグリッド電源として使用される薄膜ベースの熱電モジュールの製造とテストです。バルクとして研究したり、PLD のターゲットとして使用したりする機能性材料の緻密なペレットは、共有施設として利用できる放電プラズマ焼結 (SPS) によって製造できます。当研究室は海外(イタリア、スペイン、アメリカ、コロンビア)の大学や研究機関との活発な連携ネットワークを持っています。
              
                  工学部 先進国際課程
                   / 理工学研究科 修士課程国際理工学専攻
                   / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
                
                薄膜研究室
                担当教員 パオロ メレ
                - キーワード
 - 熱電材料、薄膜、酸化物、超伝導
 
この研究室が取り組んでいるSDGsの活動
学べる分野
- 熱電材料
 - 超電導材料
 - 機能性材料の薄膜
 - 酸化物
 
社会のために
熱電素子は、可動部品を使用せずに廃熱を収集し、電気に変換することができます。超伝導体により、電流を散逸させることなく輸送できます。 私の研究室では、高性能の熱電素子や超伝導体の開発という最先端の研究を行っており、グリーンで持続可能な社会の構築に貢献しています。
研究テーマ
- 熱電発電用のCoフリースクッテルダイトのPLD薄膜
 - IoT デバイス向けの Co-free スクッテルダイトに基づく熱電モジュール
 - 紙基板上に印刷された薄膜熱電デバイス
 - 熱電発電用の PLD 薄膜と酸化物のモジュール
 - 熱電発電用の MOD 酸化物薄膜
 - バルク酸化物とそれをベースにした熱電発電用モジュール
 - 高いピン止め力を持つFe系超電導体の薄膜
 - 薄膜状の新規高温超伝導体の研究
 - 水素貯蔵用酸化物薄膜