武藤慧士さんが第19回 日本原子力学会 関東・甲越支部 学生研究発表会にて奨励賞を受賞

2026/03/16
  • 材料工学科

受賞者
武藤 慧士 さん(材料工学科)

指導教員

新井 剛 教授(工学部)

学会・大会名

第19回 日本原子力学会 関東・甲越支部 学生研究発表会

賞名
奨励賞

発表題目
MAMA(III)分離前処理に向けたPC-88A含浸吸着材によるZr(IV)除去技術の開発
MUTO-Keishi
研究内容
PC-88Aを含浸した吸着材を作製し,硝酸溶液中におけるZr(IV)およびMo(VI)の吸着挙動を評価した。硝酸濃度依存性試験および吸着速度試験により基礎的な吸着特性を調べるとともに,カラム試験を行い,実プロセス条件を想定した分離性能および硝酸濃度変動に対するロバスト性を検討した。また、模擬廃液によるZr(IV)除去の有効性を調べた。

研究目的
高レベル放射性廃液(HLLW)に含まれるマイナーアクチノイド(MA(III))の効率的な分離には,前処理としてジルコニウムなどの妨害元素の除去が重要である。本研究では,MA分離前としてZr(IV)処理技術の開発を目的とした。

今後の展望
今後は、実廃液を想定した多成分系での吸着挙動の評価や吸着材の耐久性および再生特性の検討、さらに連続カラム条件での分離性能評価を進めることで、本手法の実プロセスへの適用可能性を明らかにし、高レベル放射性廃液処理プロセスの高度化への貢献が期待される。