石川華帆さんが情報処理学会 高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会にて優秀発表賞を受賞
2026/04/28
- 電気電子情報工学専攻
受賞者
石川 華帆さん
所属:電気電子情報工学専攻既卒(発表当時 修士2年)
指導教員
森野 博章 教授(工学部)
学会・大会名
情報処理学会 高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会
賞名
優秀発表賞
発表題目
Vehicular crowdsensingにおけるセンシング効率向上のための報酬設計

研究内容
今後の普及が見込まれる、自動運転技術による無人タクシーが主に空車走行中に取得するセンサ情報やドライブレコーダの映像等を無線通信でサーバに送信し、違法駐車や道路の舗装状況などをモニタリングするシステムにおいて、各車両が目的地まで通常走行する経路では経由することが少ない道路区間の情報を得るためにサーバが車両に報酬を支払ってその区間に遠回りしてもらうモデルを考案し、複雑ネットワーク解析の分野で広く使われているネットワーク中心性指標で各道路区間の「通常経路での選ばれにくさ」を定量化して報酬額を設定することで、予算額が限られる条件の元で車両が測定対象の区間をより効率よく回ることができることを明らかにしました。
研究目的
都市部の幅の狭い道路で違法駐車があると緊急車両の通行の妨げになる可能性がありますが、提案方式のようなクラウドセンシングが実用化されれば、従来の人手による調査よりも低いコストで検知できると考えられます。
今後の展望
今後の展望
センシングに参加する車両の所要時間や報酬額に関するモチベーションが車両ごとに、また日時によっても多様であるモデルを構築してより精緻な評価を行っていくことが課題です。