大須賀洋祐教授が日本老年医学会にて第8回日本老年医学会YIA(Young Investigator Award)を受賞

2026/06/18
  • システム理工学部

受賞者
大須賀洋祐教授(システム理工学部)

学会・大会名

日本老年医学会

賞名
第8回日本老年医学会YIA(Young Investigator Award)

発表題目
老年症候群の予防に向けた実用的な評価指標の開発と介入戦略の構築
osukayousuke
研究内容
サルコペニア、フレイル、認知機能低下、転倒などの老年症候群の予防に向け、地域・医療・労働現場で活用できる評価法と介入法の開発に取り組んできました。具体的には、ウェアラブルデバイスやKinectを用いたデジタル評価指標、骨格筋の総合的な老化度を示すサルコスコア、認知機能低下を予測する二重課題テスト、就業転倒リスク評価指標の開発を進めるとともに、ラジオ体操の有効性検証などを通じて、研究成果の社会実装を推進してきました。

研究目的
本研究の目的は、高齢者の身体機能・認知機能の低下や転倒リスクを早期に把握し、要介護化や生活機能障害を予防するための科学的根拠を構築することです。特に、専門施設だけでなく、地域、職場、家庭など日常生活に近い場面で利用できる評価法と介入法を確立し、高齢者が自立した生活を長く続けられる社会の実現に貢献することを目指しています。

今後の展望・課題
今後は、これまで開発してきた評価法や介入法を、自治体、医療機関、介護予防事業、シルバー人材センターなどの現場で実際に活用できる仕組みとして発展させていきます。ウェアラブルデバイスやスマートフォンを活用することで、専門職が限られる地域でも簡便にリスク評価を行い、必要な支援につなげられる体制の構築を目指します。一方で、現場で継続的に使いやすい運用方法の確立、データ管理、費用対効果の検証が今後の課題です。