呉昊鵬さんが17th International Conference on Applied Human Factors and ErgonomicsにてBest Student Paper Awardsを受賞

2026/08/24
  • 機能制御システム専攻
  • デザイン工学部

受賞者
呉 昊鵬さん機能制御システム専攻)

指導教員
梁 元碩教授(デザイン工学部)


学会・大会名

17th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics

賞名
Best Student Paper Awards

発表題目
A Design Space for Peripheral Interaction: Evidence Mapping and Transferable Implications
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研究内容
スマートフォンやスマート家電など、多数のデジタル機器が日常的に使われる中、ユーザーの作業の集中を妨げずにさりげなく情報を伝える「周辺的インタラクション(Peripheral Interaction)」という技術が注目されています。しかし、これまでの研究は機器ごとにバラバラに行われていました。本研究では、過去の188件の関連論文を調査し、情報を伝える際の「注意の必要度」と「空間的な配置」という2つの軸を中心とした、新しい12次元の設計空間を構築しました。これにより、どのような技術がよく研究され、どこに未開拓の領域があるのかを視覚的に整理しました。

研究目的
本研究の主な目的は、ある機器(例:部屋のスマート照明)で成功した情報提示の仕組みを、別の機器(例:スマートグラスやウェアラブル端末)へ応用するための「共通ルール」を見つけ出すことです。調査した論文の中から特に重要な43件を深く分析し、機器が変わっても応用できる7つの実践的な転用ルールを導き出しました。これにより、開発者はゼロから設計をやり直すことなく、ユーザーの邪魔にならない適切な情報提示の仕組みを、様々なデバイス間でスムーズに設計・移行できるようになります。

今後の展望・課題 
今後は、複数の機器が同時に連携して動作する環境(例えば、スマートフォンからスマートグラスへ情報が自然に引き継がれるような状況)における設計手法のさらなる発展が課題です。本研究で提案した設計空間とルールを土台とし、より多様な機器が生活に溶け込む未来に向けて、人間の注意力を優しくサポートする、より実用的で人に寄り添ったインターフェース開発に貢献したいと考えています。