角田結唯さんがエンタテインメントコンピューティング2026にて️「一般セッション優秀賞・レコメンドデモ認定」を受賞
2026/09/25
- SWiTCH
- デザイン工学部
受賞者
角田 結唯 さん(デザイン工学部・デザイン工学科・生産・プロダクトコース)
指導教員
益子宗 教授(デザイン工学部)
学会・大会名
エンタテインメントコンピューティング2026
賞名
一般セッション優秀賞・レコメンドデモ認定(デモ・ポスター発表に関する専門委員推薦賞)
発表題目
購買探索支援のための距離連動型シェルフサイネージの基礎検討

研究内容
棚に設置したカメラから来店客と商品棚の距離を測定し、棚に取り付けたサイネージの表示内容を自動で切り替えるシステムを開発しました。遠くからは大まかな商品分類を提示し、近づくにつれて細かな種類や価格へと段階的に情報を変化させます。医薬品棚を模した比較実験により、一度に細かな情報を出しすぎることで生じる迷いを防ぎ、探している商品へ直感的にたどり着ける探索支援効果を明らかにしました。
研究目的
従来のシェルフサイネージは全ユーザに対して一律に詳細情報を提示しているため、遠距離からの視認性が悪く、探索段階の客にとっては情報過多となり意思決定を阻害するという課題がありました。そこで本研究では、ユーザの購買プロセス(探索・比較・決定)や棚との距離に応じた最適な情報粒度を動的に提示することで、視覚的な探索効率を向上させ、商品を見つけるまでの迷いや時間的コストを軽減した快適な購買探索支援を実現することを目的としています。
今後の展望・課題
今後の展望・課題
技術的課題として、今後は歩行速度や視線などの行動特徴量を統合した状態推定の高精度化や、複数人来店時に向けた棚段ごとの個別制御への拡張が挙げられます。社会展開としては、商品数の多い売り場において目的の商品を直感的に探せる「買いやすさ」を向上させ、探索の手間による購買離脱を防ぎます。さらに、サイネージが案内役を担うことで店員への問い合わせを削減し、店舗運営の省人化や人件費削減、人手不足の解消にも貢献します。