商店街×学生ドリームプランシンポジウムにて本学の学生3組が受賞
2026/04/14
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商店街活性化をテーマにした「商店街×学生 ドリームプランシンポジウム」が2月28日、東京東信用金庫 両国本部10階大ホール(墨田区両国4)で行われました。
墨田区内の商店街が抱える来街者減少などのさまざまな課題に対し、大学生の柔軟な発想による提案や、実際に商店街振興として取り組んできた活動事例を共有しながら、商店街関係者と学生が直接交流する同シンポジウム。当日は7チームが登壇し、各チーム6分間で提案を発表しました。
賞名
墨田観光協会賞
墨田区内の商店街が抱える来街者減少などのさまざまな課題に対し、大学生の柔軟な発想による提案や、実際に商店街振興として取り組んできた活動事例を共有しながら、商店街関係者と学生が直接交流する同シンポジウム。当日は7チームが登壇し、各チーム6分間で提案を発表しました。
本学受賞者 ※順不同
受賞者
深川の筆たち
冨田敢介/榮奈々子/若林歩輝/高橋甲成/菊地爽真/石田壮駿/岩本紗夜/高木翼(建築学部 建築学科・志村研究室プロジェクトゼミ)
冨田敢介/榮奈々子/若林歩輝/高橋甲成/菊地爽真/石田壮駿/岩本紗夜/高木翼(建築学部 建築学科・志村研究室プロジェクトゼミ)
指導教員
志村 秀明 教授(建築学部)
賞名
東京東信用金庫賞
発表題目
近隣商店街の活性化と再生デザイン

受賞詳細
江東区千田の美術館通り商店街で、商店街の再生を目指して、地元の方々と連携して、シャッターアートの制作及び「せんなんまち結いマルシェ」で「こどもみちおえかき」を実施した。地元のまちづくり活動が活発なるきっかけをつくった。この成果について、「商店街×学生ドリームプランシンポジウム」で発表し受賞することができた。
受賞の感想・今後の展望
大学での学修とゼミ活動が、実際のまちづくりにどのように役立つのか実感することができた。今後の学習の励みとなった。
受賞者
学生団体:すみだの'巣'づくりプロジェクト
飯田翔友/廣瀬柊哉/井畔由菜/鈴木佳奈/鳥居瑞生/丹羽元気/濵田航颯/吉田明香里/山崎航汰/山中泰士
賞名
墨田観光協会賞
発表題目
防災×鳩の街通り商店街 「もしも」を考える体験型防災マップ

受賞詳細
すみだの'巣'づくりプロジェクトの日頃の活動を広く発信し、私たちが重視している「防災を自分ごと化する視点」を地域に共有したいという思いから参加した。 発表では、活動の中核である「防災遠足」を取り上げ、そこで培ったコミュニティ形成力や防災教育力を商店街の再興に活かす取り組みを提案した。具体的には、「『もしも』防災体験マップ in 鳩の街通り商店街」を作成し、商店街が抱える構造的課題への対応を図った。さらに、本マップを商店街イベントの基盤として活用することで、商店街の独自性を活かしつつ、新たなコミュニティ形成につなげ、より充実した商店街運営・イベント開催を目指した。
受賞の感想・今後の展望
本活動が評価されたことを大変嬉しく思うとともに、日頃は地域全体に広く関わる活動を行う中で、今回商店街に焦点を当てたことで、その応用可能性の広さを実感した。また、これまで培ってきた防災の視点やコミュニティ形成の知見が、商店街の活性化にも活かせることを改めて認識した。今後は、防災とコミュニティ形成を両立した取り組みとして、対象を限定せずさまざまな場へ展開していきたい。
受賞者
福島水柚(建築学専攻・建築計画研究室)
指導教員
小菅瑠香教授(建築学部)
賞名
東京商工会議所墨田支部賞
発表題目
発表題目
高齢者・車椅子使用者も使いやすい商店街空間を考える

受賞詳細
背景・目的:事業者による合理的配慮の義務化により多様な利用者に配慮した店舗運営が求められる一方で、歴史ある商店街の小規模店舗では建物の構造的な制限や人手不足などで十分な対応が難しい場合が多い現状があります。そこで本調査では、実際に高齢者や車椅子使用者の立場を疑似的に体験し、実際の購買行動を通して、店舗環境やサポート体制の課題と可能性を明らかし、誰もが使いやすい商店街空間を考えることを目的としました。 調査内容: 東京都墨田区京島にある下町人情キラキラ橘商店街を対象に、高齢者や車いす使用者の立場を想定した購買行動の調査を実施しました。3日間で21店舗を対象に、来店動線や段差、通路幅、商品の取りやすさ、レジの高さ、店員の声掛けや補助の有無などを記録し、身体的負担と心理的側面の両面から分析しました。 調査の結果、段差プレートや手すり、視認性の高い陳列など、ハード面での工夫が多く見られました。さらに、対面販売によって利用者と店員の自然なコミュニケーションが生まれ、気づきやすく状況に応じた支援につながりやすい環境が形成されている点が特徴的でした。 本調査から、アクセシビリティは単なるバリアフリー整備にとどまらず、人と空間の関係性によって支えられるものであり、段差の解消や通路幅の改善などのハード面だけでなく、心理的安心感や声をかけやすい環境といったソフト面が重要であることが明らかとなりました。
受賞の感想・今後の展望
受賞にあたり、資料作成や関係者との調整、店舗への許可取り、当日の運営・発表まで、教授のサポートを受けながら自身でプロジェクトを推進した経験は大きな挑戦であり、自身の成長につながりました。講評では今後の研究につながる示唆や評価もいただき、達成感を得ることができました。 今後は調査データのさらなる分析を進めるとともに、対面販売や地域密着型の特性を活かしたアクセシビリティ向上に取り組みます。特に、路上での購買に伴う歩行者や自転車との接触リスクに着目し、店構えや什器配置、サポート体制の工夫に加え、商店街周辺を含めた街路空間のあり方を提案し、より多様な人が安心して利用できる環境の実現を目指します。